2009年12月07日

金子みすゞ

大正末期から昭和初期にかけて、26歳の若さで夭折するまで

512編もの童謡詩を綴ったとされ、かの西條八十氏から

「若き童謡詩人の中の巨星」と賞賛された伝説の詩人。

主な代表作に『わたしと小鳥とすずと』『大漁』があります。


彼女の故郷、山口県は長門市仙崎には

「金子みすゞ記念館」が建てられ、静かな港町に

全国から年間に何万人もの人々が駆けつけ

今なお熱烈なファンが増え続けているといいます。

その記念館に向かう道すがら、「みすゞ通り」を歩くと

大正・昭和の時代の趣を残した古びた建物の軒先には

みすゞの詩が書かれた木札がそこここに掛けられてあります。

その中のひとつである『お佛壇』という五七調の一篇の詩。
km01
写真の詩はこのように書かれてあります。
(原文ママ引用)↓

お佛壇

 みすゞの詩

お背戸でもいだ橙(だいだい)も
 町のみやげの花菓子も
  佛さまのをあげなけりゃ
   私たちにはとれないの

だけどやさしい佛さま
 ぢきにみんなに下さるの
  だから私はていねいに
   両手をかさねていただくの

家にゃお庭はないけれど
 お佛壇にはいつだって
  きれいな花が咲いてるの
   それでうち中あかるいの

朝と晩とにおばあさま
 いつもお燈明(あかり)あげるのよ
  なかはすっかり黄金(きん)だから
   御殿のやうにかがやくの



純粋な眼差しと愛情に溢れていますね。

今なお人々の心を打つ彼女の詩。

何だかとてもやさしい気持ちになれますね。

家庭の平和、世の平和は、実は人々のこんな身近なところから

根ざしているのではないでしょうか?


物質的な豊かさにのみ幸せの目標を掲げ

それを追い続けた時代はもはや終了。

これからは新たな価値への転換期とも云われています。

このような時代だからこそ、

素直な気持ちで「お佛壇」に感謝の気持ちを

ささげたいものですね。


一家にひとつのお佛壇を!

お佛だんのむらたの願いです。
posted by 店 主 at 12:41 | Comment(0) | 幸福三昧

2009年12月05日

早朝より、子供会の子ども達が八天町公民館に集まり

それぞれに楽しい飾りを一生懸命に作ってくれました。

土曜日ということもあり、クラブなどで試合のため

参加できない子ども達もいて少々残念ですが、、


で、いよいよ飾り付けです!

あそこがいいかな?
ch07

それともこっちかな?
ch08

さぁできた!これで堂々完成!きれい!
最後はみんなでニッコリ記念撮影!
ch09

協力頂いたお母様方、ありがとうございました!

次回はまた、年末27日午前中に子供会・老人会・父ちゃん会・商店街と一緒になって餅つきとぜんざい会を行います。

通りのお客様はもちろんのこと、どなた様でも参加OKです。
どうですか?楽しいですよ♪
お正月ももうすぐ。またまた、とってもたのしみですね!
ch10
posted by 店 主 at 17:11 | Comment(0) | 幸福三昧

2009年12月04日

竹の下通りのクリスマスイルミネーション企画第二弾!

12月の初めには毎年、八天町子供会の子ども達が公民館に集まり

各自思い思いのクリスマスの飾りを制作してもらっています。

それをあらかじめ取り付けた商店街のイルミネーションに

デコレーションします。


竹の下のクリスマスイルミネーションは

商店街と地域の子ども達との共同作業で出来上がります。

ただ、毎年雨風にさらされ、せっかく作ってくれた飾りが

クリスマスの頃になるとボロボロになっていたり、

落ちて無くなっていたり、と悩みの種でした。

そこで今回、子ども達の飾りを一カ所に集め、出来るだけ

雨風にさらされないように、と企画して作ったのがこちら、、

♪ジャジャン!
(同じ八天町町内の「秋山工芸」の秋山さん親子制作)
ch02
私がイメージしている簡単なラフを(っていうかほぼ落書き。。。)

渡したところ、イメージどおりのものが出来上がってきました。
ch01

トナカイに顔出しの穴付き。かっこいい!
ch03

さらにイルミネーションを取り付け、
ch04

あとは子ども達が製作した飾りをデコレーションするだけ。

空き店舗対策にも一役買ってます。

完成間近。つづきはまたこちらでご披露いたします!

乞うご期待!
ch05

posted by 店 主 at 11:33 | Comment(0) | 幸福三昧